近所の中華屋 is WORLD

高校を卒業して一人暮らしをしているのだけれど、自炊が全くもって出来なくて外食になる事が多い。だから近所にある通の飲食店の存在はとてもありがたい。現在住んでいる場所にも日頃からお世話になっている中華屋があり、そこのラーメンと炒飯が無茶苦茶旨いから困っている。
大衆向けの中華屋には時間帯によって色々な人間達が集まるから料理を待っている間も、食べている時も片耳に聞こえてくる会話の一つ一つに、なんというか、ラーメンよろしく濃くて安い言葉や事情が混じっているから最高です。ふと、我に返る瞬間がある。一体おれはいつまでこのラーメンを啜っているのだろう、今年の展示はどうしよう、来年はどうしているだろう、次の作品は何を写そう、今やっているあそこの写真がちょっと甘い、順序を変えよう、撮り直そう、そういやおれは結婚するのかなあ、金ねえなあ、今日先生が言っていた言葉、嫌に耳につくなあ、やっぱり3章のタイトルは「夏の終わりの日」。そんな事を堂々巡りに考えていると喉が渇いて気付くと腹がいっぱいになっている。なんて体たらくな幸せ!これじゃあなにか、物足りないのですよ。

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